先週の復習

中国語で「天声人語」を初めてから一週間、週3回UPの目標だったが、なんだかんだ言って皆勤賞をとりました。(アホか!これからだぞっ!という檄も聞こえてきそうですが、、、)なので、きながにいきます。
「今日のひねり」というカテゴリーを作ったものの、いままではとにかく翻訳優先でやってきたので、まだ一回もアップしていません。とりあえず、今回は一週間分をまとめて書きます。と言っても、たいして偉そうなこともかけません。堂主が訳出したときに苦労したところ、難しいかったところ、またはちょっと自慢したいところを中心に記録していきます。

3月7日(月)
冒頭の「朝、駅まで15分ほど歩く、、、、出勤のためとはいえ、疲れてしまう。」これを中国語に“、、、虽说是为了上班,也让我感到疲劳”と訳しましたが、なんかしっくり来ない感じがします。と言うのは、中国語ではなぜ「虽说」なのか恐らくわかりにくいです。いっそうのこと、「出勤のため」の訳出を「朝、駅まで」あたりに入れた方が、中国語としてはすっきりするかもしれません。
ほかの部分は訳しやすい文章だと思います。

3月8日(火)
栗原貞子さんの詩「生まれしめんかな」は中国語訳の出版物は存在するかは分かりません。タイトルの正式な中国語訳も分からないため、中国語サイトの栗原貞子死去のニュースから、代表作と書かれた「地下室的新生児」を転用しました。ちなみに、もともとは「帮你接生吧」と訳すつもりでした。
「被爆者」:日中辞典では「原子弾受害者」と書いていますが、語感的に違和感があったため、あえて「核輻射傷員」としました。でも納得していません、どなたがアドバイスを下さい。

3月9日(木)
全体的にやさしい文章で訳しやすかったです。

3月10日(金)
今日の文章は好きな古文、漢文をふんだんに使っていますので、難しいが、力が入ります。中国語も文言文風に訳しました。でも、ひょっとしたら先人がすでに翻訳された永井荷風先生の中国語版の本が存在するかもしれません。でしゃばってはずかしいです
1.「わが偏奇館焼亡す……火焔の更に一段烈しく空に舞上るを見たるのみ。これ偏奇館楼上万巻の図書、一時に燃上りしがためと知られたり」を「偏奇楼吐烈焰、、、、、、吾仅有观火之力,火焰时愈加猛烈,吾知此乃偏奇楼上万卷藏书之炎也”」と訳しました。 
2.。「醸造の法を知らずして猥(みだり)に酒を造らむとするなり。外国の事情を審(つまびらか)にせずして戦を開くの愚なるに似たり」を「不知酿造之法而猥琐造酒,似不审外国之情局而开战之愚行也。」と訳しました。

3月11日(金)
今日もやはり木村亨さんの文言「捨てし身の裁きにひろういのち哉」の訳出に神経を使いました。「舍身之审乃拾命哉」と訳していますが、納得していません。原文のかなを漢字に変えて、トータルで6文字(漢字)になります。漢字7文字の漢詩風の訳出にしたかったのですが、できませんでした。「哉」をとれば文字数があいますが、原文の悲しい怒りが消えるような気がしますので、決断できません。または、全く別の字を当てることも考えていて、迷っています。今後も引き続き考えます。

3月12日(土)
今日の話題はいまホットなライブドアvsフジテレビの話です。文書自体は簡単で、訳しやすかったです。イソップ寓話は意識して成語をいくつかを使いました。
また、ライブドア社名のオフィシャル中国語訳が見つからないので、中国語ニュースサイトの今回のM&A関連ニュースから「活力門」を転用しました。しかし、中国語の「活力門」(huo li men)を「ホリエモン」のしゃれに聞こえる私は、考えすぎでしょうか。

3月13日(日)
昨今、世の中は物騒で、江戸時代の「さすまた」が、現代の学び舎に出現するとは、なんて皮肉なものですね。

「さすまた」の訳はそのまま「刺股」としました。
「鬼平ファン」の「ファン」の中国語訳は一般に「歌迷、星迷、追星族等」に訳されますが、ここでは恐らく「鬼平役の俳優のファン」という意味ではないので、「推崇者、崇拝者、熱愛家、愛好家など」に訳したほうが正しいと思いました。が、適訳が見つかりません。あえて「ふぁん」を訳さずに、“因为他很喜欢鬼平,所以、、、、、、” と処理したほうが良かったのかもしれません。




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by indarel | 2005-03-14 04:33 | 翻訳ーー今日のひねり
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