3月16日(水)   中国語で「天声人語」

以创建地心学著称的托勒密,公元二世纪时活跃在埃及的亚历山大里亚。他还是个地理学家,并留下了一张不知真伪的托勒密地图。在地图上,遥远的东方的马来半岛被标注为黄金半岛。(出自中公新书社的《日本传说》)
在马来半岛旁的马六甲海峡海域上,乘有日本及其他国家船员的“韦驮天”号拖轮,遭到了海盗的袭击。这条海峡既浅又窄,以前就经常有海盗事件发生。去年底的大地震和强烈海啸发生后,听说海盗已经销声匿迹,他们卷土重来了吗?
据传在面向着海峡的小镇——马六甲的山丘上,曾经一时地安放过在日本传过教的弗朗西斯科・沙勿略的遗体。大佛次郎在战后不久的小说《归乡》里,描述过从这个山丘上所看到的小镇和海峡。
他笔下的一位日本画家,在书中讲述着这里的历史:“这里本来有自己的王朝、葡萄牙人打过来后修建了一座城堡、后来被荷兰人占领、之后又落到了英国人的手里。再之后是日本人来了、、、、、、今后、就不知道是哪国人要来的。其实这里就巴掌大的地方”。
这个使印度尼西亚和马来西亚、新加坡隔海相望的海上要冲,是列强侵略他国的十字路口。列强争霸的历史结束已久,但是海盗却猖狂依旧。我们要和防海啸同样,用东南亚全体的眼睛和手臂,寻找安全之路。
今天已不再是海盗们可以把“黄金半岛”一带,当作自己的“黄金海洋”的朝代了。


マラッカ海峡


日本語原文:
天動説で知られるプトレマイオスは、2世紀にエジプトのアレクサンドリアで活躍した。地理学者でもあり、本人の作かどうかは不明だが、「プトレマイオスの世界図」が残されている。そこでは、はるか東方のマレー半島はクリューセー(黄金半島)と記されている(『ジパング伝説』中公新書)。
マレー半島に沿うマラッカ海峡で、日本人などが乗るタグボート「韋駄天(いだてん)」が海賊に襲われた。浅くて狭い海峡は、以前から海賊の被害が多発している。暮れの大地震と大津波の後は、なりを潜めていたというが、犯行を再開したのだろうか。
海峡に面した町・マラッカの丘には、日本で布教したフランシスコ・ザビエルの遺骸(いがい)が、一時安置されていたという。大佛次郎は、この丘からの町と海峡の眺めを、終戦直後に「帰郷」で書いた。
日本人の画家に、土地の歴史を語らせ ている。「王朝があって、そこへポルトガル人が攻め込んで来て城を作ったのを、和蘭陀(オランダ)人が来て占領し、その後で英国が手を入れたんですね。それから今度は、日本人が来て……この後は、また、どこの国が来るんでしょうかね。黒子(ほくろ)のように小さい土地だけれど」
インドネシアとマレーシア・シンガポールを隔てるこの海の要衝は、列強の侵略が交錯する場だった。その奪い合いも終わって久しいのに、昔ながらに海賊が横行している。津波の対策と同様に、東南アジア全体の目と手で、安全の道を探ってはどうか。
「黄金半島」の周りを、海賊たちの「黄金の海」にしておく時代ではないだろう。


プトレマイオスの世界地図




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# by indarel | 2005-03-16 08:59 | 中国語で「天声人語」

3月15日(火)  中国語で「天声人語」

昔日,拿破仑的大军进攻俄国时,俄国人纷纷出逃,把莫斯科变成了一座空城。当时四周一片火海,又面临着严冬将至,拿破仑军最终只好撤军。
这种把珍贵的宝物变成空壳,使得敌军丧失战意的做法,好似把草原烧成焦土,被喻为“焦土作战法”。据说日本放送公司现在正在酝酿采用此法。即将其主要子公司的股权转让给富士电视台。先放下他们层出不穷的大小动作不提,在此我们应该思考一下,这次的攻防战到意味着什么?
它是否意味着“媒体之兴衰”呢?传媒的发展史其实就是某一个时代的最强大的传媒,逐渐地转变为“众多传媒中的一分子”的历史。报纸业从明治时代以后始终独坐媒体的首席交椅,但在战后电视业的繁荣发展中,变成了众多传媒中的一分子了。
在互联网的繁荣发展中,电视业是否也将变成一种影响力较小的传媒呢?这场包含着文字、图像、电子信息三者们的较量结果,应该取决于他们自身的能力和各自的出手方式,以及读者、观众们的判断。这场争斗的确含有“媒体之兴衰”的要素,但我们还不知道是否就能因此构成媒体的新格局。
那么它是否意味着“新老之战”呢?新一代人们开创的新生事物,往往令老一代人们不知该如何地接触。所谓一代人,是指把载在人类悠久历史舞台上的,每一个人的有限的历史,归拢到一起的一个集团。被看作是操之过急的向旧事物的挑战,却正是后生之辈们的权利和命运。在这种意义上它是“新老之战”。
“焦土作战法”是企业自卫的一种手段。但我想知道它是否也能保卫在“焦土”上的公司员工和其家属们呢?
                              
原文:                                        <ナポレオン>

その昔、ナポレオンがロシアを攻めた時、ロシア側はモスクワをもぬけの殻にして逃げた。大火が起こり、冬将軍も迫って、ついにナポレオン軍は退却する。
価値あるものを空っぽにし、迫る敵の意欲をくじく「焦土作戦」を、ニッポン放送が検討中という。主要子会社の株をフジテレビに売ってしまう構想らしい。めまぐるしい動きが続くが、ここでは、今回の攻防とは何なのかを考えてみたい。
これは、「メディア(媒体)の興亡」なのか。ある時代の最大のメディアが「メディアの一つ」になってゆく。これがメディアの歴史だった。明治以後、メディアの首座を占めた新聞は、戦後のテレビの興隆で、メディアの一つとなった。
インターネットの興隆で、テレビは存在感の薄い一メディアになってゆくのか。文字、映像、電子情報という三つのメディアが絡み合う興亡の帰着は、その中身も含めた各メディアの競い方と、受け手の選択次第だろう。「メディアの興亡」をはらんではいるが、その帰趨(きすう)を決するほどの争いかどうかは、不透明だ。
それでは「新旧の攻防」なのか。新世代の掲げる旗は、いつも旧世代を戸惑わせてきた。世代とは、人類の悠久の歴史の上に個々人の限りある歴史を乗せた、ひとまとまりの集団だ。性急とも見える既存のものへの挑戦は、後から生まれた者の永遠の権利であり宿命でもある。その意味では「新旧の攻防」だ。
「焦土作戦」は企業防衛の手段という。それが「焦土」にされる会社の社員や家族の防衛にもなるのかどうかが気にかかる。

        ナポレオン軍モスクワ入城後、火災の熱気に悩まされる 




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# by indarel | 2005-03-16 01:41 | 中国語で「天声人語」

德川家康家訓

400年前(正確的說是402年前的1603年),德川家康創立江戶幕府,出任第一代將軍。之後直到明治維新爲止,德川的子孫共世襲了15代將軍職位,建立了長達300年的德川幕府。德川的遺訓很有名,講述了成功立業之理,奠定他的子孫代代身居權利中樞的基礎。
今天的《翻譯夜話》,將其譯為中文。因原文為日語古文,為不傷原文風格,故將其譯為文言文。

原文:
『徳川家 家訓』
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。
急ぐべからず。
不自由を常と思へば不足なし。
心に望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ。
勝つ事ばかり知りて、負くる事を知らざれば害その身に到る。
己を責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。


中文譯文:
人生如負重遠行,不可急之;
常思不便而知其無不足;
心生貪望者當思其窮困日;
忍為萬世長久之基,思怒乃敵;
知其勝而不知其敗者,害已及身;
責己勿責人;
不及勝於過度。


現代日本語訳文:
人の一生は重たい荷物を背負って遠い道のりを歩くようなものだ。
決して急いではならない。
何事も質素倹約を常識であると思えば、一切何かの不足を不満に思うことはない。
心に無益な望みが生じたら、困窮していた時の苦労を思い出してみよ。
耐え忍ぶことは、人生の平安、寿命の延命の元である。
自分の怒りの感情こそが自分の敵と思え。
勝つことばかりを知っていて、負けることもあるのだということを知らなければ、
その実害はいずれ我が身に返ってくる。
ただただ自分を責めて、人を責めるな。
何事もほどほどというのが やりすぎより良いのである。




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# by indarel | 2005-03-15 00:38 | 翻譯夜話(繁體中文)

關於翻譯夜話

標題的《翻譯夜話》是昨夜想到的。
我是夜行性動物,讀書、看報、寫文章、上網等等、、、多是在夜裏。翻譯《天聲人語》當然也不在例外。所以想到這樣的標題應該是很自然的。
我喜歡繁體字。簡體字固然有其通俗、易寫、易記的長處,但是繁體字更能體現出漢字的淵源。與古漢字所具有的象形、會意的意義、結構一脈相傳,很有藝術的味道。
在《翻譯夜話》裏我將不定時地用繁體字翻譯一些《天聲人語》之外的文章,並記錄下一些日漢翻譯的心得。(《天聲人語》的翻譯心得將每天記錄在日文專欄的《翻譯:今日のひねり》裏)




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# by indarel | 2005-03-14 22:07 | 翻譯夜話(繁體中文)

大雪

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昨日はひさびさに大雪が降りました。堂主の住んでいるところは雪自体も降ることがめったになく、まして積もるほどの雪は珍しいのです。そして寒かったです。三日前までの春をすら感じさせるような陽気がうそのように消え、気温は真冬並でした。




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家の近くの駐車場はまさに
「漫天飛雪」状態です
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# by indarel | 2005-03-14 19:56 | 堂主の独白

3月14日(月)  本日は新聞休刊日

今日は「翻訳夜話」をアップします。
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# by indarel | 2005-03-14 19:19 | 中国語で「天声人語」

プロフィール

いまさらながら、プロフィールをアップします。

爽やかなみずがめ座


HN:indarel
職業:日漢翻訳博客堂堂主
誕生日:戌年2月7日
星座:水瓶座
性別:オス
血液型:B型
住所:関西圏
好きな課目:英語、数学、地理、歴史、古文、漢文
苦手な課目:図工、美術
主な出身校:東京○○高校
        D大学経済学部
        インタースクール大阪校中国語科

        (高校名、大学名は来たるべき時に、正式公表します) 
食性:雑食
    肉、魚、野菜、なんでも食べる
    ビール、日本酒は好き、白酒は苦手
    嫌いなものは特にないが、          
    お寿司、刺身、魚介類は大好き
好きな色:水色
趣味:パソコン、車、旅行、読書
好きなスポーツ:野球(見るだけ、自称阪神ファンですが、全選手の名前は言えない)
         サッカー(高校時代は熱中しました、今は日本代表戦を見るだけ)
         バドミントン(好きでしたが、とっくにやめた)
         ということは、今は何の運動もしていません
好きな俳優:ジャッキー・チェーン  トム・ハンクス
資格:
中国語能力検定1級、普通自動車免許
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# by indarel | 2005-03-14 06:36 | プロフィール

先週の復習

中国語で「天声人語」を初めてから一週間、週3回UPの目標だったが、なんだかんだ言って皆勤賞をとりました。(アホか!これからだぞっ!という檄も聞こえてきそうですが、、、)なので、きながにいきます。
「今日のひねり」というカテゴリーを作ったものの、いままではとにかく翻訳優先でやってきたので、まだ一回もアップしていません。とりあえず、今回は一週間分をまとめて書きます。と言っても、たいして偉そうなこともかけません。堂主が訳出したときに苦労したところ、難しいかったところ、またはちょっと自慢したいところを中心に記録していきます。

3月7日(月)
冒頭の「朝、駅まで15分ほど歩く、、、、出勤のためとはいえ、疲れてしまう。」これを中国語に“、、、虽说是为了上班,也让我感到疲劳”と訳しましたが、なんかしっくり来ない感じがします。と言うのは、中国語ではなぜ「虽说」なのか恐らくわかりにくいです。いっそうのこと、「出勤のため」の訳出を「朝、駅まで」あたりに入れた方が、中国語としてはすっきりするかもしれません。
ほかの部分は訳しやすい文章だと思います。

3月8日(火)
栗原貞子さんの詩「生まれしめんかな」は中国語訳の出版物は存在するかは分かりません。タイトルの正式な中国語訳も分からないため、中国語サイトの栗原貞子死去のニュースから、代表作と書かれた「地下室的新生児」を転用しました。ちなみに、もともとは「帮你接生吧」と訳すつもりでした。
「被爆者」:日中辞典では「原子弾受害者」と書いていますが、語感的に違和感があったため、あえて「核輻射傷員」としました。でも納得していません、どなたがアドバイスを下さい。

3月9日(木)
全体的にやさしい文章で訳しやすかったです。

3月10日(金)
今日の文章は好きな古文、漢文をふんだんに使っていますので、難しいが、力が入ります。中国語も文言文風に訳しました。でも、ひょっとしたら先人がすでに翻訳された永井荷風先生の中国語版の本が存在するかもしれません。でしゃばってはずかしいです
1.「わが偏奇館焼亡す……火焔の更に一段烈しく空に舞上るを見たるのみ。これ偏奇館楼上万巻の図書、一時に燃上りしがためと知られたり」を「偏奇楼吐烈焰、、、、、、吾仅有观火之力,火焰时愈加猛烈,吾知此乃偏奇楼上万卷藏书之炎也”」と訳しました。 
2.。「醸造の法を知らずして猥(みだり)に酒を造らむとするなり。外国の事情を審(つまびらか)にせずして戦を開くの愚なるに似たり」を「不知酿造之法而猥琐造酒,似不审外国之情局而开战之愚行也。」と訳しました。

3月11日(金)
今日もやはり木村亨さんの文言「捨てし身の裁きにひろういのち哉」の訳出に神経を使いました。「舍身之审乃拾命哉」と訳していますが、納得していません。原文のかなを漢字に変えて、トータルで6文字(漢字)になります。漢字7文字の漢詩風の訳出にしたかったのですが、できませんでした。「哉」をとれば文字数があいますが、原文の悲しい怒りが消えるような気がしますので、決断できません。または、全く別の字を当てることも考えていて、迷っています。今後も引き続き考えます。

3月12日(土)
今日の話題はいまホットなライブドアvsフジテレビの話です。文書自体は簡単で、訳しやすかったです。イソップ寓話は意識して成語をいくつかを使いました。
また、ライブドア社名のオフィシャル中国語訳が見つからないので、中国語ニュースサイトの今回のM&A関連ニュースから「活力門」を転用しました。しかし、中国語の「活力門」(huo li men)を「ホリエモン」のしゃれに聞こえる私は、考えすぎでしょうか。

3月13日(日)
昨今、世の中は物騒で、江戸時代の「さすまた」が、現代の学び舎に出現するとは、なんて皮肉なものですね。

「さすまた」の訳はそのまま「刺股」としました。
「鬼平ファン」の「ファン」の中国語訳は一般に「歌迷、星迷、追星族等」に訳されますが、ここでは恐らく「鬼平役の俳優のファン」という意味ではないので、「推崇者、崇拝者、熱愛家、愛好家など」に訳したほうが正しいと思いました。が、適訳が見つかりません。あえて「ふぁん」を訳さずに、“因为他很喜欢鬼平,所以、、、、、、” と処理したほうが良かったのかもしれません。




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# by indarel | 2005-03-14 04:33 | 翻訳ーー今日のひねり

3月13日(日) 中国語で「天声人語」

“刺股”是逮捕犯人时所使用的工具。使用时用装在棍状的长杆先端的U字形金属部按住犯人的脖子或身体。刺股也可称作指叉,在家喻户晓的《鬼平犯科帐》的故事里,长谷川平藏率领捕头追拿恶人时,用的就是刺股。
最近,刺股作为学校的办公用品,受人青昧。因为身份不明分子对在校师生的暴力事件接二连三地发生,使得越来越多的学校开始采购。还有很多学校请警察到学校来传授“刺股讲习”课。
东京都江户川区的零部件生产厂“实川制作公司”,是一个刺股生产厂家。现在每星期生产250杆刺股,供不应求。他们是在4年前,大阪府池田市的少儿屠杀案发生后,开始生产刺股的。因为公司总经理的实川亨社长是一位“鬼平”的爱好家,所以想到了生产刺股。他首先试作了3杆,并马上将其赠给了他女儿就读的小学。
那以后,只要是教育部门发生了什么事件,他们的订单就迅速增加。上个月,大阪府寝屋川市的小学事件的报道里说:“逮捕犯人时,刺股起了很大作用”。这更将刺股炒得更热。面对着突如其来的商机,实川半喜半忧地说:“我们的客户里有不少是幼儿园和医院,真难理解世道怎么变成了这样”。
据原中央学院大学教授、在刑罚史学上有造诣的重松一义先生(73岁)介绍,中世纪以来,刺股在西班牙等国作为捉拿犯人时的武器及拷问的刑具广为使用。在日本,刺股却被作为朝廷显示其权威的“威慑之具”,摆设在大堂上及各路关卡,而缺乏其实用的性质。
“学校很安全”之类的话早已成了传说。刺股和书香门第,听起来好象风马牛不相及,但有备无患。我衷心希望刺股在校园里只是作为装饰性的守门神。


「鬼平を歩く・実録長谷川平蔵の生涯」
重松 一義  佐々木 明 共著
   下町タイムス社出版

日本語原文:c0075561_0374838.gif
さすまたは罪人を捕まえる道具である。棒の先端についたU字形の金具で首や胴を押さえ込む。刺股とも指叉とも書く。おなじみ「鬼平犯科帳」では、長谷川平蔵率いる捕り手が悪党一味を追いつめる場面に出てくる。
このごろは学校の備品として脚光を浴びる。不審者が生徒や教師を襲う事件が続いて導入するところが増えた。警官を招いて「さすまた講習」を開いた学校も多い。
製造元のひとつ、東京都江戸川区の部品会社「実川製作」では毎週250本を出荷するが、注文に追いつかない。製造を始めたのは4年前、大阪府池田市で児童が殺された直後である。実川享社長(49)が大の鬼平ファンで、捕物の道具に目をつけた。試作した最初の3本はすぐ娘の通う小学校に贈った。
学校で何かあるとたちまち注文が殺到する。大阪府寝屋川市の小学校で先月起きた事件では「備品のさすまたが身柄拘束に役立った」と報じられ、拍車がかかった。「納入先には幼稚園や病院も多い。何とも物騒な世の中ですね」。思わぬ需要に実川さんもとまどう。
刑罰史に詳しい重松一義・元中央学院大教授(73)によると、さすまたは中世以来スペインなど各国で生け捕りや拷問に広く使われた。日本では実戦の武器という性格は薄い。むしろ幕府の司法権を見せつける「威圧の具」として、奉行所や関所に飾られた。
「学校は安全」という神話が崩れて久しい。教育の場におよそ似つかわしくない道具だが、何か備えがないと不安な時代である。願わくは、学(まな)び舎(や)の守り神で終わりますように。


実川製作(株)のホームページにあるさすまたの使用イメージ図








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# by indarel | 2005-03-13 23:25 | 中国語で「天声人語」

3月12日(土)  中国語で「天声人語」

“有一天,橡树和芦苇要比一比看谁更顽强。风暴来了,芦苇弯下腰来随风摆动,逃过了一难;而顽强不屈,全力以赴地和风暴抗衡的橡树却被连根拔起了”。(摘自岩波文库《伊索寓言集》)
这里包含了不应该和强者硬碰硬地抗衡的寓意。芦苇的灵活应付,坚韧的精神的确很可贵。然而,迎风耸立、宁折不屈的橡树的也有其可取之处。
我不想说哪一方是橡树,哪一方是芦苇。富士电视台和活力门公司为了避过迎头的风暴,想方设法、绞尽脑汁的情景,不禁使我想起了这则寓言。
东京地方法院,认同了活力门公司的申诉,做出了禁止日本放送公司发行新的认股证的决定。不知富士电视台下一步要摆怎样的架势来挺过这次的暴风雨呢。活力门公司是乘着新媒体——互联网的大潮迅速成长起来的企业。而富士电视台则是战后日本所营造的一个电波媒体巨头。彼此的经历和社会机能是不同的。
《伊索寓言集》中还有一则狐狸和豹子比赛的故事。豹子张口闭口总是说自己漂亮无比,于是,狐狸对它说:“其实你并不知道我有多么地美丽,因为我的美不是美在外表,我的心灵是美丽多姿的”。这则寓言说出了在心灵深处修饰自己比外表美更加重要的道理。
在此,我仍不想说哪一方是哪一方。究其根本,他们二者间的竞争难道不应该是在内在部分的竞争吗?遗憾的是,他们现在却仅仅是在争持股量而已。

日本語原文:
樫(かし)と葦(あし)が頑丈さを競い合った。大風が吹いた時、葦は体を曲げ突風に身を任せて、根こそぎにされるのを免(まぬ)かれたが、樫は、抵抗して根っこから覆されてしまった(『イソップ寓話(ぐうわ)集』岩波文庫)。
強い者に対しては争ったり抵抗したりすべきではないという教えがこめられているという。確かに、葦のしなやかな対応ぶりや、そのしぶとさはいい。しかし風に向かって立ち続ける樫の姿にも、捨てがたいものがある。
どちらが樫で、どちらが葦というのではない。吹きつけてくる大風をしのごうとして、手だてを競い合うフジテレビとライブドアの姿に、この寓話を連想した。
東京地裁が、ライブドアの主張を認めて、ニッポン放送が予定していた新株予約権の発行を差し止める仮処分を決定した。フジテレビは、今度は、どんな構えでしのごうとするのか。ライブドアは、インターネットという新しいメディアの勢いに乗って大きくなってきた。フジテレビは、戦後の日本に築かれた巨大な電波メディアの一つだ。来歴も機能も異なる。
イソップには、狐(きつね)と豹(ひょう)が競い合う話もあった。豹が二言目には体色の多彩さを言い立てるので、狐が言った。「わたしの方がどれ程美しいことでしょう。だって、体ではなく、心が多彩なんですもの」。体の美しさより知性の装いが大事なことを説いているという。
これも、どちらがどちらと言うのではない。本来、両者の競い合いは、それぞれのメディアの中身でするものではないか。それが、株の数の競い合いになっているところが残念だ。

岩波文庫 「イソップ寓話集」





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# by indarel | 2005-03-13 02:24 | 中国語で「天声人語」